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むかすあったづもな

ドッテテドッテテドッテテド
でんしんばしらのぐんたいは
はやさせかいにたぐひなし
ドッテテドッテテドッテテド
でんしんばしらのぐんたいは
きりつせかいにならびなし
        「月夜のでんしんばしら」

どっどど どどうど どどうど どどう
あおいくるみもふきとばせ
すっぱいくゎりんもふきとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう
             「風の又三郎」

岩手県花巻市、賢治記念館。
印象的だったのは、盛岡中学校で
トップの成績、級長、旗手を任される秀才だったということです。
勉学からは離れた人かと思っていました。

秀才と思って肖像を見ると、確かに頭が強烈によさそうに見えてきました。

法華経への傾倒も、そういう文脈で見てみると納得できるような気がしました。
自然科学を極めた量子物理学者が最終的に、
その対極にある東洋思想の易に辿り着いて嵌っていくように、
頭の中の回路が開いてしまったのかもしれません。

最後に遠野まで足をのばしました。
「むかす、あったづもな」で始まり、
「どんとはれ」と終わる昔話をいくつか聞いてきました。

町に着くまで、かなり時間がかかります。
高速道路も通っていないから。
町自体は、観光用に色々配慮はしているけど、
「遠野物語」的な要素はなくなっていました。
日本全国、完全な田舎というのはどこへいけばあるのでしょうか。
都市型な僕には住めはしないと思うけど、見てみたいものです。

自然、自然というけど、
本当に綺麗だった山や農村、田園の景色は作り上げられたものです。
百姓というのは、
「100(たくさん)の姓(かばね)を持つ者たち」
という意味だと、どこかで聞きました。
『おもひでぽろぽろ』だったかな。

もうひとつトリビアです。
高校の同級生からのメール。
「一戸から九戸って、最後が遠野じゃん。
 あれって昔北海道のアイヌの領地から見て
 一番近いのが一戸で二、三・・・って続いて
 最後が遠(十)野なんだってー。
 二戸で会った地元老夫婦が教えてくれました」
だそうです。

遠野の資料館には、遠野の人たちがかつて作っていた
草鞋や農器具、祭の道具などなどが展示されていた。
その知恵や技術は本当にすごいことです。

日本のカメラ技術をはじめとする精密機器の技術の素養は、
太平洋戦争やもっと前の戦争時代の色んな技術の転用だったのだ、
という話があるけれど、
もっとずっと前から、細かい作業を繰り返して、
改善を繰り返して来た人たちがいたのだと感じました。

ところで、そういう人たちが作った
自然や田舎の環境に憧れるという「となりのトトロ的」な憧憬は、
実際にそこで暮らしている人たちには無縁な、
都会人の勝手なものでもあると思います。

20070808130540.jpg


写真は遠野の祭で活躍する「しし」銅像です。
ここに表れているように、
生活は重心が肚に落ちているし、暗い感じがします。
資料館や昔話村の展示の仕方は、都会人の憧憬を刺激する作りになっていましたが、
そこに並べられているブツからは、そういう空気が出ていました。

「むかす、あったづもな」は、
昔の人たちが昔の話をする時に使った言葉ですが、
昔話をするおばあさんの記録映像を見ながら、
「むかし、こういう生活があったんだなぁ」と、
今では昔話をするという営為自体が昔話だと、考えていました。

南部神社。
20070808131551.jpg



さて。話はまったく変わりますが。
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企業が戦っている時に、考えられるべきことが、
体系的に揃っている教科書です。
その中で、印象に残ったことを二つ。

ひとつ、有効性vs効率性。
「物事を適切にやるより、
 適切なことをやるほうが重要である」(ドラッカー)

事業としてそもそも何をやるのかを、有効性。
その事業をいかにうまくやっていくのかを、効率性。
と呼んでマトリクスを作ると、4象限ができる。
価値の高い順序は、

1・有効性が高く、効率性も高い
2・有効性が高く、効率性は低い
3・有効性が低く、効率性が低い
4・ともに低い
だそうです。

ものすごい効率性を誇り一人勝ちだったフォードが、
効率が悪いものの時代の変遷を読みとってフルラインの車種を揃えたGMに破れたのは、
上記の2と3の戦いで2が勝った例。
だそうです。

ふたつ、戦略vs日常業務、戦略の制度化。
・戦略はすごく大きな話で、どっちへ行くのか、どう勝つのか。
・日常業務はその過程。
双方ともに大事であるのにも関わらず、
そしてクリティカルなことは戦略的な判断上で起こるにも関わらず、
人は、両方を前にしてるのに、日常業務のことだけに頭と手がいってしまう傾向がある。
だから、戦略だけを考える部門を作るべきだ、という話。

選挙中の仕事の仕方や、その時に考えていたことを振り返ってみると、
僕は効率性と日常業務に囚われていたように思います。
組織のトップの判断という大きな場面でなく、
個人の仕事や歩き方についても同様のことが言えるはずです。

小澤さんがくれた鉄則集の中に、
・仕事のプライオリティは常に考える。
があった。

優先順位を付ける時、なんとなく大事なこと、
納期が迫っているものという基準でやっていた気がする。

もっと大きな方向や全体を見ることが必要です。
といっても、自分の戦略は自分で考えるしかないので、
僕の場合の「戦略の制度化」は、
きっちり時間を分けて、思考時間を確保するということから始まります。

明日から、すずかん事務所を離れ、
小澤さんのところへ戻ります。
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プロフィール

しんいちろうた

Author:しんいちろうた
身分:
慶應大学中退
大手広告会社内定取り消し

肩書き:
小澤家書生、小澤総合研究所研究員
某氏事務局副事務局長

口上:
企業に入れず、転がり込んで、
内弟子、書生にカバン持ち。
右腕ならぬ右手の小指。
丁稚奉公、押しかけ女房。
呼び名はとにかく多々あれど、
一歩下がって五歩進め。
幸か不幸か表か裏か、
きれいはきたない、
きたないはきれい。
とにかく毎日おともをしながら、
社会勉強奮闘中

座右の銘:
失敗は成功の母
転んでもただでは起きぬ
捨てる神あれば拾う神あり
ずうずうしくなれ

連絡先
shosei.comあっとgmail.com

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